医師のやや感情的な意見も1面トップで 岩手
3月18日付け岩手日報1面トップでは、これまで非公開で開催されてきた医療局代表病院長会議の様子を報じ、無床化しないとダメ、立ちゆかないという医療局の主張に沿った内容となっています。会議の頭取り取材だった、という話しもありますが、各病院長のコメントも掲載され、他紙とはかなりのスタンスの違いを感じさせられます。ちなみに、朝日新聞は取り上げていませんが、落としたか見識か、19日の新聞を見ないと判断できません。
以下、3月18日付け岩手日報web版から
病院長「現場は限界」 無床化、4月実施訴え
県立病院の代表病院長会議は17日、盛岡市内で開かれた。県立5地域診療センターの入院ベッドを廃止する無床化を盛り込んだ県医療局の新経営計画が県議会で迷走を続ける中、出席した病院長らは「過酷な勤務を続ける医師の現状を知らなすぎる」と勤務医の叫びを相次いで代弁、計画の4月実施を強く求めた。これまで、どちらかと言えば沈黙を守ってきた現場の医師らがこうした声を上げるのは異例。地域医療の崩壊が進む一方、県議会などで理解が進まない現状に、危機感をあらわにした形だ。
会議には、広域基幹病院などの9病院長、田村均次医療局長ら約20人が出席。田村局長は「無床化は一刻の猶予もならないことを繰り返し説明してきたが、医師不足の現状は理解されていない。県議会では関連する当初予算案の修正動議も出された。25日の最終本会議まで結論が見えない」と報告した。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
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コメント
コメントありがとうございます。
マスコミは何を伝えるべきか。何よりも、権力の暴走等のチェックだと思います。強い立場の組織は、さまざま情報も独占し、自分に有利な情報だけを選りすぐって流しがち。
どうしてこういうタイミングで、こういう感情も含めたことが流されるのか、それを取材して流すタイミングかの判断も大事なことと思います。
そして、何より医師のみなさんの勤務状況を知り、地域で支えていく、応援していくことが大事なのは、少なくてもいまの住民運動にかかわっている人は共通の思いだと感じます。でも、県民からみるとまだ少数。これを、本当の県民の思いにし、県立病院、そこで働く医師をサポートしていくことが必要なのに、今回の無床化の強行は、その芽を摘むのではと懸念されます。
投稿: 管理者 | 2009年3月19日 (木) 19時36分
無床診療所計画案:「机上の空論」 代表病院長会議で猛反発 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090318ddlk03010070000c.html
という記事を受けて、
ssd’s Diary から
http://ssd.dyndns.info/Diary/?p=3498#comments
当事者のコメント
中の人3 月 19th, 2009 at 11:55 AM
はーい、当直の応援に入ったことのある、元若医師です。
行って寝て帰ってくるなんて大嘘です。
行って、何日も前から咳が出て、夜になって心配だからというDQNを数人見る(しかも夜中2時3時)。
ぐったり疲れて、自分の病院に帰還し日常のルーチンワーク。
偉い人への報告に(臨床スキルを上げるという意味で有意義な患者は)何もなかったですの報告をする。
地域のためのモチベーションも無いままどころか、どんどん下げるために当直するようなモンです。
中の人 という医師の感情的な言葉の中身を良く吟味して下さい。なぜ感情的になってしまうのか も きちんと吟味しないでいると、完全に岩手は医療崩壊が完結してしまいますよ。
投稿: 崩壊を眺めるもの | 2009年3月19日 (木) 14時44分